大人のための『夢を叶える学校』

「夢は叶えるもの!」険しい道でも突き進めば、その先に必ず光が見える。実現した経緯や飲食店経営・起業の仕方などをはじめ、昨今話題の『副業』のカテゴリーについての最新情報も発信しています。

利益を最大化するための儲けの見込みを計算しましょう!

 どうにかして『独立』をして、たくさん儲けたい!

こんな、単純な野望を抱き、それに向かって突き進んできた結果、今こうして商売しています。『独立』『起業』に向けての成功ステップを綴り、あなたの夢の実現を応援できたら嬉しいです。

 前回は、「売上予測」についてお話ししました。殆どの収入源は「売上金」であり、そこから「経費」を差し引いた残りが「利益」です。今回は『どのくらいの儲けが見込めるか?』を算出してみましょう。

利益計算

 

売上予測

 前回は『売上予測』についてお話ししました。

勤務したことがある経験者であれば、曜日や時間帯によって「どのくらいの集客が見込めるか?」は予想できるかと思います。

 前回の復習になりますが、店舗の規模、つまり『席数』が基準になります。

なので、一から設計して店舗を作り上げる場合は、設計者にしっかりと席数を確保できるようにレイアウトをお願いしておくことをお勧めします。

 

 時間帯で分けるということは、一次会・二次会のような考え方です。

一次会では「飲み会」が中心となるので、客単価は高くなると予想できます。

一方、二次会では「最後にもう一軒!」とか「ちょっと小腹がすいて・・・」とかなので、客単価はちょっと落ちるかもしれません。

 

 「満席率」については、テーブルの構成にも関わります。

単純に4名のテーブル席が8箇所あったとすれば、店舗の席数は32席です。

来店したお客様すべてが2人組だった場合、満席率は50%という考え方です。

あなたが営業した時のイメージで予測を立てましょう。

 

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経費の抽出

 さて『売上予測』が算出したら、その計画を達成するために必要な『経費』について考えていきましょう。

 

材料費

 まずは「材料費」ですね。ご存知の通り「仕入れ」です。

飲料及び食材を仕入れなければなりません。提供するメニュー構成にもよりますが、居酒屋では30%~36%くらいが『原価率』としては相場だと思います。

同業店舗の提供価格を調査し、肩を並べる価格にしていかなければ集客は見込めないので、様々な角度からメニューの決定と価格設定していかなければなりません。

ここだけの話ですが・・・

開店当初は「集客」できなければ同業店舗には勝てません!

集客が成功できれば、日々の営業の中でのサービスでお客様の心を掴み、常連客を増やしていくことができ、成功への道が開けることでしょう。

「お客様の心を掴む接客術」については、別記事で紹介していきます。

 

人件費

 営業をするために、従業員さんが必要になります。

社員雇用であれば「月給」の他に「社会保険料」も発生するので忘れないでください。

また、アルバイトさんを雇用するのであれば。、地域性はありますが「時給」が発生します。

 店舗の規模や地域性によって違いは出ますが、従業員さんの大まかな生産性は次のように考えてください。

 ✅社員雇用   ・・・1日の売上5万円分

 ✅アルバイト雇用・・・1日の売上2万円分

従って、15万円の売上予測であれば、社員2人とアルバイト2人で営業できれば良いということです。

 

家賃

 毎月、大家さんに支払います。

中には「家賃」の他に「共益費」がある場合がありますので、賃貸契約時に必ず確認しておきましょう

 

水道光熱費

 水道料金、電気料金、ガス料金

 

消耗品費

 トイレットペーパー、テーブルナプキン、割り箸、ボールペンなど。

鍋料理を提供するのであれば、卓上コンロ用のガスボンベ。

 

通信費

 電話やファックスの回線使用料、インターネット回線使用料。

他には、有線の利用料などがあります。

 

広告宣伝費

 ネット予約が可能な媒体企業の利用料。

 

衛生費

 トイレや店舗入り口などに設置するマットやおしぼりなどにかかる費用。

また、ユニフォームのクリーニング代も含みます。

 

租税公課

 あまり聞きなれない勘定科目ですが、主に「収入印紙」代です。

5万円以上のご飲食代金に対する領収書を発行する場合、200 円の収入印紙を貼付しなければなりません。

 

利益の算出

 冒頭でもお話しした通り、『利益』は『売上』からかかった『経費』を差し引いて残ったものです。

つまり、『利益』を残すには『売上』を上げて『経費』を抑えればいいだけです。

簡単です!

その為にも、予測・計画は経営者にとって、とても重要なのです。

『利益』が少ない商売はつまらないです。

利益をたくさん残せる経営を持続することができれば、『成功者』と言われるようになるでしょう。

 

 それでは、『経費』を更に深掘りしていきましょう。

経費の勘定科目はそれぞれ、「固定費」と「変動費」に分類されます。

固定費

 売上の増減に関わらず、毎月支払う費用。

上記の中では、人件費(社員雇用)、家賃、通信費、広告宣伝費です。

変動費

 売上の増減と比例して発生する費用。

上記の中では、材料費、人件費(アルバイト雇用)、水道光熱費、消耗品費、衛生費、租税公課です。

 

さいごに

 『売上』『経費』『利益』の関係についてお話ししてきましたが、理解できましたでしょうか?

業種が変われば、経費バランスも変わってきますが、売上から経費を差し引いて最終的に残ったものが利益であり「儲け」です。

儲からない商売なら、人生を賭ける価値はありません。

なので、しっかりと経費管理をしながら利益確保できるような商売を目指しましょう。

 

 居酒屋の商売は、誰にでもできます。

こんな私にもできたのですから・・・!

そんな私が重視してきた「成功に必要な項目」について挙げておきます。

 ✅料理が美味しいこと

 ✅提供が早いこと

 ✅従業員が気遣いができること

 ✅目玉商品があること

 

 これらについてのテクニックについては、機会があれば別記事にて紹介していく予定でいますのでお楽しみに!

次回は『メニュー構成』についてお話ししたいと思います。

 

では、またお会いしましょう!

 


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