「ワシは独立したいんじゃ!」
こんな『夢』を抱いている人は、少なくないでしょう。
「独立」と言っても、簡単じゃないことは誰でも分かっている筈。だから、その価値に気付いて、人生を賭けられる人こそが一般人が一目を置く『社長職』に付けるのだ。
「何」がしたいのか?
単に「独立」と言っても、
✅どんな仕事でやっていきたいか?
✅どうなりたいのか?
このくらいはイメージしていて欲しいですね。
例えば・・・
「ラーメン店」をやって、行列のできるお店にしたい。
「居酒屋」をやって、活気ある人気店にしていきたい。
車が好きなので「中古車販売」をやって、ガンガン稼ぎたい。
などと、大きな野望とイメージを持つことが必須であり、そこがスタート地点です。
もし、あなたが本気で『夢』を叶えたいのであれば、より細かいことまでイメージすることは大事なことです。また、あなたの人生を賭けることになるので、より大きな目標であり、野望を抱くことができなければ、問題に直面した時に、すぐに挫折して諦めてしまうことになります。
現実的か、非現実的か?
さて、独立してやっていきたい仕事がイメージできたら、現実社会に戻って考えてみましょう。
「それって儲かるの?」
独立するということは、当然のことですが、その仕事で家族を養っていかなければなりません。ただ好きだからといって毎日が頑張っていても、儲からなければ生活していけなくなってしまっては、元も子もないです。
つまり、どのくらいの収入が欲しいかどうかで、その職種の規模が変わってきます。
小さな店舗であれば、家賃や光熱費は少なくて済むが、集客数が少ない。大きな店舗であれば、集客数は多く売上も期待できるが、家賃も高額であり、しかも従業員さんも雇わなければならないので、人件費もかかります。
それぞれの職種によって、それらの「経費バランス」に合った経営を考えていかなければならないのです。
経費の洗い出し
良い物件が見つかったから、そこで・・・と即決したい気持ちは分からなくもないですが、それが可能な人は「資金力」がある人です。
しかしながら、私が出会ってきた独立志願者の殆どは「資金力」がありませんでした。
恥ずかしながら私もありませんでした。(笑)
私の場合は、単にお金がなかったから、独立開業して儲けようと思い・・・。
何をするにしても新しいことに挑戦する場合、まずはどのくらいの利益が見込めるかどうかを計算する必要があります。
材料費や人件費、家賃、水道光熱費、ガソリン代、電話代、インターネット関係費などなど、経営していく上で必要になってくる費用があります。
まずは、その「経費」の項目を洗い出しておくことは必須です。
その上で「売上」の予測からそれらの「経費」を差し引いて「利益」を算出します。
「経費」ってどんなに暇でも、どんな状況になっても、絶対に支払わなければなりません。
数年前に流行ったコロナ感染症によって、飲食業や旅館業など大きな打撃を受けたのは記憶に新しいことでしょう。
何らかの事由で経営がストップしてしまっても、毎月出ていく経費があることを忘れないでくださいね。
さいごに、私は・・・
税金は上がるし・・・、給料は上がらないし・・・、残業はカットされるし・・・。
などと、嘆いているサラリーマンのお財布事情をよく聞きます。
昔は私も良く嘆いていたし、飲み屋に行っても不満ばかりの話で盛り上がっていました。
・・・ん?
・・・過去形?
そう、私は独立の夢を実現した一人です。
実は数年前に「居酒屋」を開業し、思った以上に成果が上がっています。
前にもお話しした通り、コロナ感染症が流行った時期は本当に大変でした!
しかし、何とか今でも経営できているのには、やっぱり「計画」の段階でしっかり目標設定できていたことは大きいと思っています。
次回は『計画』に焦点を当ててお話ししますので、楽しみに待っていてください!
では、またお会いしましょう!
👆 👆 👆 👆 クリックして応援してもらえたら頑張れます!
▶つづく