ただ、自分が思ったことを記事内容にして執筆しても、稼げません。
Webライティングで稼ぐための基本は、依頼された意図を汲んで記事にしなければなりません。
「ライティングのコツはあるの?」
「どんな記事を書けば稼げるの?」
こんな疑問を持ったことはないでしょうか。
そこで、 SEO を考慮した記事執筆のコツについて、5つのポイントに絞って解説します。
Webライティングで稼ぐための近道として、覚えておくべき「記事執筆の5つのポイント」は以下の通りです。
- タイトルのポイント
- 見出しのポイント
- リード文のポイント
- 本文のポイント
- 文章力向上のためのポイント
タイトルのポイント
タイトルを付ける際のポイントは、以下の4つを押さえておきましょう。
- SEO キーワードを含める
- 32文字前後を目安にする
- 記事内容を凝縮したものにする
- 魅力的なものにする
SEO キーワードを含める
SEO 集客を前提として記事を執筆していくのですが、タイトルを決める際に、SEO キーワードは3~4つ含めましょう。
実際に記事を執筆を依頼された場合、クライアントさんから複数のキーワードが与えられると思います。
なので、その指示されたキーワードを含めたタイトルを決めましょう。
32文字前後を目安にする
次に、タイトルは32~40文字を目安に決めることです。
なぜなら、検索エンジンで表示されるタイトルが、おおよそ32文字前後だからです。
この表示される文字数は、Google 側が決めているので何文字かははっきりしていませんが、おおよそ32文字前後と言われています。
記事内容を凝縮したものにする
次のポイントは、タイトルは本文の内容を凝縮したものにしましょう。
つまり、読者がタイトルを読んだ時に、そこに書かれている記事内容が想像できる方が読まれやすいからです。
魅力的なものにする
そして、タイトルは魅力的なものにすることです。
当然ですが、検索結果に表示されたタイトルが魅力的じゃないと、読者にクリックされません。
魅力的なタイトルにするための手法としては、記号を活用することです。
つまり『【 】』や『!』などを使うと、検索結果で目立たせることが可能になります。
見出しのポイント
見出しを付ける際のポイントは、以下の3つを押さえておきましょう。
- SEO キーワードを含める
- 結論が分かるようにする
- タグの順番を守る
SEO キーワードを含める
見出しを作る時もタイトル同様、キーワードを含めましょう。
なぜなら、見出しのキーワードも SEO として重要視されるからです。
いくつかの複合キーワードで記事を執筆する際、時々、前項でお話しした「タイトル」が、32文字前後におさまらなかったりするばあいがあります。
そんな時は、積極的に「見出し」にキーワードを含めるようにしましょう。
結論が分かるようにする
例えば「SEO」について記事を執筆するとします。
以下の2つの見出し例を比較してみましょう。
【見出し1】SEO とは?
【見出し2】SEO とは「検索エンジン最適化」のこと
【見出し1】では、SEO について知りたい読者は、本文を読まなければわかりません。
でも、【見出し2】は、SEO とは「検索エンジン最適化」のことだと読者がすぐ分かります。
このように、見出しを抽出しただけで読者の知りたい結論が書かれていると「読者にとって親切である」と言えるでしょう。
タグの順番を守る
「見出し」には種類があります。
良く使われるものは「h2」「h3」「h4」、そしてたまに「h5」です。
何が違うのかというと、数字が小さい方が重要度が高くなります。
「h1」は?
と思われた方もいると思いますが、「h1」は記事タイトルであることが多いです。
したがって、殆どは「h2」を見出しで使います。
その見出しの中で項目があれば「h3」を使っていくことになります。
初心者に多いのですが、見出しのデザインで選んだりする人が稀にいます。
これはルール違反なので絶対にやめましょう。
「h2」の中で「h3」、「h3」の中で「h4」を使うと決められていますので、しっかり覚えておきましょう。
リード文のポイント
『リード文』とは、記事冒頭の数百文字の文章のことです。
この『リード文』は、記事内容を凝縮する必要があります。
これは、めちゃくちゃ重要なのでしっかりとポイントを押さえておきましょう。
なぜ、この『リード文』が重要かというと、読者が記事の中で最初に読む部分だからです。
当然、記事の一番上に書かれているので、最も読者に読まれる部分です。
記事の下に進めば進む程、読者に読まれなくなっていきます。
つまり、この『リード文』が魅力的じゃなければ、その先の本文を読まずに離脱されてしまう場合があります。
どうすれば、魅力的な『リード文』になるのでしょうか?
そこで『リード文』のテンプレートを紹介しておきます。
『リード文』のテンプレート
『リード文』には以下のような5つのパートがあります。
- 共感
- 実績・権威性
- 記事内容
- メリット
- 結論
共感
例えば「あなたはこんなことで悩んでないですか?」みたいに書きます。
読者の悩みとマッチングすれば、それを読んだ読者には「私のことを分かって書いてくれている記事だ」と思われます。
実績・権威性
例えば「副業として Web ライターになって5年目を迎え、生活にゆとりができた私が・・・」のように、自分の実績を書いておくと、より記事内容の信頼度が上がります。
ただ、誰しもが輝かしい実績を持っているわけではありません。
なので、そのような実績がない人は書く必要はありませんが、ある人は書いた方が良いです。
記事内容
次に、記事内容を書きます。
例えば「Webライターの稼ぎ方を解説します」のような感じです。
メリット
そして「あなたがこの記事を読むことで、こんなメリットがあります」ということを読者にイメージさせます。
ちゃんとメリットがイメージできれば、読者は読んでみたくなるものです。
実際、記事を読んだ読者はそのメリットに気付かないことが多いです。
なので、最初にメリットを解説しておくことが必要であり、重要です。
結論
記事の最初の段階で「結論」を伝えることは、最も重要なことです。
なぜなら、結論が分からない文章は読まれないからです。
皆、忙しい中、スキマ時間でスマホで記事を読んだりしているので、最後までじっくりと読む人は殆どいません。
その心理は、じっくりと最後まで読んでも、自分の期待した結論が得られなかった場合のダメージが大きいからなんです。
なので、最初に結論を教えてあげる方が親切あり、自分の期待している結論が得られるなら読んでみようと思ってもらえます。
ライティングの世界では「アンサーファースト」と良く言われます。
したがって「結論」を先に出すことはとても重要です。
以上のように、
「共感」➡「実績・権威性」➡「記事内容」➡「メリット」➡「結論」
の順で書いていくことをオススメします。
この『リード文』は、大体400文字程度を目安で書くと良いです。
長くても500文字程度にまとめましょう。
本文のポイント
本文に関しては、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 分かりやすい日本語で書く
- 無駄な文章は書かない
- シンプルでストレートに表現する
分かりやすい日本語で書く
読者が記事を読んで「それってどういうこと?」って思ってしまったらダメなので、誰でも納得できる文章を書くことが大切です。
また、誤字・脱字のようなケアレスミスは、基本よりも以前の問題です。
まして Web ライターとして稼いでいくのであれば、あってはならないことです。
無駄な文章は書かない
仮に Web ライターとして稼ぐのであれば、無駄な文章をダラダラ書いても文字単価で収入に繋がることになります。
しかしそれは、クライアントさんにとっては全く嬉しくないことなので、絶対にやめましょう。
一文一文、意味のある文章を書くことを心掛けましょう。
必要性を感じない文章は、ない方が良いです。
シンプルでストレートに表現する
結構、回りくどい表現をする人が多いです。
例えば、
「意味なくもないですが」とか「できないことはない」とか・・・
話し言葉では使われる場合もありますが、記事執筆ではダメです。
それぞれ「意味があります」「できます」と書くようにしましょう。
文章が回りくどく、「結局どっち?」と思われる記事を読んでも、何が言いたかったのかを理解してもらえません。
その結果、SEO の評価も下がり、クライアントさんからの信頼も得ることが難しくなってしまいますので注意しましょう。
文章力向上のためのポイント
『文章力』は、やっぱり重要です。
なぜなら『文章力』が記事の『クオリティー』と直結するからなんです。
そこで文章力を向上させるためのポイントを3つ紹介しておきます。
- 他人の記事を読む
- 読書
- フィードバックを受ける
他人の記事を読む
「良い記事」や「うまい文章」をたくさん読んで、自分に落とし込むことが大切です。
様々なキーワードで検索すれば、多くの記事を読むことができます。
何と言っても『無料』で勉強できるのでオススメです。
読書
「書籍」は文章のうまい人が作っています。
それを読むことで学ぶことができます。
強いて言えば『文章力』の本をオススメします。
文章力の本を書いている人は、当然、文章力のある人なのですから。
フィードバックを受ける
他人からのフィードバックを受けることが最もオススメの方法です。
自分が記事を執筆したら、友人とかに読んでもらうことができたら、早く上達することでしょう。
「誤字が多い」とか「途中で飽きちゃった」とか・・・
感想をもらうことで、記事の良い点・悪い点を指摘してもらい、そこを修正することで劇的に『文章力』が身に付きます。
さいごに
Webライティングで稼ぐために、覚えておくべき「記事執筆の5つのポイント」について解説してきました。
✅タイトルのポイント
- SEO キーワードを含める
- 32文字前後を目安にする
- 記事内容を凝縮したものにする
- 魅力的なものにする
✅見出しのポイント
- SEO キーワードを含める
- 結論が分かるようにする
- タグの順番を守る
✅リード文のポイント
- 魅力的な『リード文』のテンプレート
▶共感
▶実績・権威性
▶記事内容
▶メリット
▶結論
✅本文のポイント
- 分かりやすい日本語で書く
- 無駄な文章は書かない
- シンプルでストレートに表現する
✅文章力向上のためのポイント
- 分かりやすい日本語で書く
- 無駄な文章は書かない
- シンプルでストレートに表現する
次回は、SEO ライティングの大原則についてお話していきます。
ではまた・・・!
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