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『ChatGPT』活用の可能性を探る:実際のビジネスへの応用

 これまで『ChatGPT』について調べてきましたが、実際のビジネスの現場ではどのくらい活用できる可能性があるのでしょうか。

『ChatGPT』をはじめとした文章生成AIが、クオリティーの高い文章を生成できることは理解できたと思います。

しかし、汎用性が高い反面、指示が不十分だと思い通りの文章を生成するのが難しいです。

 ここでは、『ChatGPT』の活用法についてお話ししていきます。

 

 

文章生成AI活用の可能性

 文章生成AIは、多くの分野で活用が可能です。

  ✅コストを削減する
  ✅売上に貢献する
  ✅生産性が向上する

この3つの観点から考えてみます。

 

コストを削減する

 具体的に言えば、これまで外注していた業務をAIに任せることで外注費を削減できます。

例えば、SNSの運用やブログ記事の執筆などの業務について、これまで外部に発注していたものを自分で賄えるようになります。

 

売上に貢献する

 例えば、お客様からのメール返信を補佐するツールとして活用すれば、業務を効率化することが可能です。

過去に出したメールの文章の内容などをAIに学習させることで、お客様へのメール返信の下書きができあがっていれば、その後の作業が楽になります。

つまり作業が楽になれば、より重要な業務に時間を割けるようになり、それが売上向上に繋がる可能性もあります。

 

生産性が向上する

 企画書や提案資料なども、AIで大まかなものを作れれば、ゼロから作る場合に比べて生産性が向上するはずです。

 

 以上のように、文章生成AIのビジネス活用には、今の業務の中で「省力化」できそうな部分を探し、取り入れていくことが重要なのです。

 

Web記事の作成

 ブログ記事などのコンテンツは、文章生成AIを活用できる可能性の高い分野です。

『ChatGPT』に限らず、ブログ記事などに最適化されたサービスもあります。

海外のものであれば「Jasper」や「CopyAI」などは大きなシェアを占めています。

 

『Catchy』の作業手順

 国内で広く利用されているのは「Catchy」があります。

「Catchy(キャッチー)」のTOP

 記事を書く場合、まずはタイトルを考えて、次にどんな内容を含めるかを考えます。

その上で見出しを作り、その見出しに沿って本文を書いていく・・・という段階を踏みます。

 「Catchy」では、それと同じような手順で進めることができるライティングツールです。

まずは「タイトル作成」の欄に書きたい記事のトピックを入力します。

すると、タイトル案が生成されます。

タイトルを決めたら、次に「導入文作成」に異動して、記事の概要を入力します。

導入文の作成が終わったら、それをもとに見出しを作成、続いて本文の生成を行っていきます。

もちろん、途中でテキストを編集することもでき、手直ししながらよりイメージしているものに近い結果を生成できます。

 

 このようにAIに丸投げするのではなく、作成者の意思をきちんとAIに伝えて反映させることが大切なのです。

 

『ChatGPT』と特化型AIサービスとの違い

 特化型サービスは、「ブログ記事を書く」「キャッチコピーを作る」といった特定の目的を想定して作られています

前提にあたる部分をあらかじめ設定しているので、シンプルな指示でも目的に沿った結果を出しやすくなっています。

つまり、誰が使っても一定のクオリティーで結果を生成できることは強みです。

 

 一方『ChatGPT』の場合、どんなテキストでも生成できますが、その分目的に合った結果を出すためには、指示の仕方にテクニックが必要になります

 

キャッチコピーや企画を考える

 『ChatGPT』は長い文章だけでなく、キャッチコピーや企画案を考える場合にも利用できます。

前にもお話しした通り、できるだけ具体的に前提条件やどんなキャッチコピーを作りたいかを指示することが重要です。

例えば、

【ChatGPTにおける、実際のビジネスの現場での活用法】について書いたブログ記事の宣伝に使う、将来に希望が持てるような日本語のキャッチコピーも候補を10本考えてください。

と『ChatGPT』に指示してみました。

 

『ChatGPT』に指示した結果

 このように、的確な指示を出すのはかなり難易度が高いことですが、思い通りの結果が出るまで何度か試行錯誤する必要があります。

 

 企画案についても『ChatGPT』を使って作成するなら、

  • どんな人に向けた企画
  • どんなコンテンツを作りたいのか

といった前提は、できるだけ具体的に指示することが必須です。

例えば、

企画案を『ChatGPT』で考えさせた結果

「膨らませる」と「発散する」

 ここまでの『ChatGPT』の使い方を復習すると、「膨らませる」用途と「発散する」用途があります。

「膨らませる」用途

 もととなる情報がある程度用意されていて、それらを形式の決まった文章に生成する。

「発散する」用途

 アイデアを新たに生み出したりする。

 

実用的な活用法

カスタマーサービス

 カスタマーサービスのような顧客対応には多くな場面で活用できます。

例えば、メール返信はかなり実用性が高い分野の一つです。

2022年末に「Ellie」というサービスが公開され大きな注目を集めています。

このサービスは、メールの文脈を理解したうえでAIが返信の文章を生成してくれます。

ただ、最終的な仕上げは自分でしなければなりませんが、大まかな返信が生成されたら、かなり楽になるでしょう。

チャットボット

 従来のチャットボットは、質問に対する返答があらかじめ用意されたルールベースですが、そこに文章生成AIが使われることによって、より高性能なものになる可能性があります。

電話対応

 メールやチャットだけではなく、電話対応にも活用できる可能性はあります。

電話の音声をテキスト化するのは難しいことではありません。

テキスト化されれば、文章生成AIで返答を生成し、その返答を音声に変換して電話対応できる可能性があります。

 

さいごに

 今回は、ビジネスなどの実用的な分野で文章生成AIの活用についてお話ししてきました。

ブログ記事の執筆にも活用できるということは、小説などの創作にも使えます。

 小説を生成するAIは、実は日本では以前からかなり活発に使われています。

日本発のサービスなら「AIのべりすと」「AI BunCho」などがあります。

 

 生成のテクニック次第では、かなりクオリティーの高い作品が生まれます。

実際に 2022年にはAIで作られた作品が文学賞に入賞しています。

 

 このように、AIの活用は少しずつ受け入れられ始めています。

これからでも遅くないですよ。

 

では、またお会いしましょう!

 


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