『ChatGPT』の登場によって、私達の生活は大きく変化しました。
特に、私みたいな無能な人間にとっては、天から降ってきた「もう一つの頭脳」と言っても過言ではありません。
ここのブログでも紹介しているように、電子書籍を出版する際の基本的なステップや効果的なタイトルの付け方について詳しく解説しています。
電子書籍は、インターネットの普及により、誰もが手軽に執筆・出版できる素晴らしいメディアです。
自分の知識や経験を共有したり、創作活動を行ったりするための最適なプラットフォームと言えるでしょう。
しかし、電子書籍を成功させるためには、タイトルの選定や目次の作成、読者との関係構築など、多くのポイントを押さえる必要があります。
そこでこの記事では、『タイトルの選定』のポイントを具体的にご紹介します。
タイトルが重要な理由
Amazon Kindle のユーザーが、本の購入(ダウンロード)に至るまでの基本的なルートは、以下の通りです。
①表紙➡②タイトル➡③紹介文(&レビュー)➡購入
つまり、購入してもらうまでには3つの課題があります。
ユーザーの行動は、検索結果やランキングを眺め、スマホやタブレットを指で素早くスクロールしながら、次々と本を物色します。
その際に、ほんの一瞬目に映る【表紙】のインパクト、訴えるもの、伝えたいワードが瞬間的に目に飛び込むデザインである必要があります。
そこで指を止めてもらえたら、次の課題が【タイトル(&サブタイトル)】です。
しかし、指を止めてくれたからといって、タイトルをゆっくり読んでくれるわけではありません。
大半の人は【タイトル(&サブタイトル)】をちょっと眺めるだけでしょう。
そのちょっと眺めてくれた時に、「どれだけ心にぐっと入り込めるか」が次のステップに進んでもらえるかどうかの分かれ道となるのです。
心を動かすタイトルの付け方
『GDT の法則』を意識する
『GDT の法則』は、人々の感情を揺さぶり、行動を促すためのテクニックです。
この法則は、セールスライティングやキャッチコピーに活用されることが多く、読者の興味を引きつける効果があります。
そこで具体的なテクニックについて解説していきます。
1.Goal(目標)
- 時間を節約したい
- 努力を最小限にしたい
- お金を節約したい
これは、人間の生活における目標を示しています。
具体例を挙げれば、
- 「たった3ヶ月で痩せられる」
- 「この枕で寝るだけで◯◯が治る」
- 「無料でプレゼント」
このように、人々が意識的に追い求めるものを入れ込むことです。
2.Desire(欲望)
- 富や名誉
- 愛されたい
- 快適な状態でいたい
これは、人々が感情的に求めるものです。
具体例を挙げれば、
- 「トップ五がやっている◯◯」
- 「絶対モテる◯◯」
- 「悩みから解放される◯◯」
これらを満たすタイトルは、かなりのアクセスが見込めます。
3.Teaser(焦らし)
- 希少性の高いものが気になる
- 興味をひくものが気になる
- 論争を生むものが気になる
これは、人々が本能的に求めるものです。
具体例を挙げれば、
- 「今だけ、限定で!」
- 「吸引力が落ちない唯一無二の掃除機」
- 「彼氏には絶対聞かれたくない◯◯」
この要素は、人々の感情を特に揺さぶります。
以上『GDT の法則』は、【1】<【2】<【3】の順で効果が大きいと言われています。
これらのポイントをタイトルに入れることで、ユーザーの心を動かし、格段に反応率をあげられるようになります。
数字を入れる
「数字」が最も瞬間的にストレートに相手の心に刺さります。
実際、売れている本には「数字」が入っているものが多いと思いませんか。
- 「〇〇で100万円・・・」
- 「たった3日で・・・」
- 「10分の○○で・・・」
このように、『金額』、『日数』、『時間』が基本です。
しかし、他にも「数字」は活用できます。
- 「○○の7つの方法・・・」
- 「○○で1番選ばれ・・・」
- 「・・・の3ステップ」
- 「○○で10倍・・・」
のように、明確な結果を示さなくても使えます。
「数字」は、具体性を瞬間的にイメージさせる効果がありますので、積極的に用いることをオススメします。
パターンを用いる
いくつか有名なタイトルの型がありますので、それをご紹介します。
1.ビフォーアフター型
例えば、「ニートが◯◯で一億円稼いだ方法」
のように、ビフォーとアフターで差があればあるほど有効な型です。
2.命令型
例えば、「サラリーマンは今すぐ◯◯しなさい」
のように、上から目線なのですが、ハマれば有効です。
この人すごい人なんだな、と思うような人から言われれば、惹き付けられるものです。
3.対比型
例えば、「金持ち父さん、貧乏父さん」のようなやつです。
反対のことを同時に示すことで、かなり気になるタイトルになります。
4.質問型
例えば、「あなたは本当に◯◯できていますか?」
読者に、「あっ、おれできていないかも・・・」と思わせられれば勝ちです。
タイトルでは、どれだけ心を動かせるかどうかが鍵なのです。
Yahoo! 等のネットニュースのタイトルは、13文字前後が多く、人々に読みやすい文字数として浸透しています。
しかし、「読者の心さえ動かすことができれば何文字でも構わない」です。
ただし、漢字ばかりのタイトルは読者にストレスを与えますので、漢字とひらがなやカタカナ、数字をバランス良く入れるのが良いでしょう。
最終的な目的は『読者の心を動かし、気に止めてもらい、クリックしてもらうこと』です。
なので、字数やバランスにはこだわる必要はないと思います。
キーワードを入れる
4つ目のポイントに関しては、心を動かすということではありませんが、お伝えしておきます。
SEO の観点から見ると、タイトルは検索エンジンが対象として最重要視するものです。
あなたが書く本の重要なキーワード(誰に向けた何の本なのかを示す言葉)をしっかりとタイトルに入れるようにしましょう。
不自然な日本語にならない範囲で、【タイトル】にも【サブタイトル】にもポイントとなるワードをしっかりと入れておきましょう。
そして、重要なキーワードはできるだけ先頭に持ってくるのがベストです。
こうしておくことで、検索エンジンがしっかりと認識してくれるようになります。
さいごに
電子書籍出版の世界は、無限の可能性とチャンスが広がっています。
あなたの知識やアイデアを多くの人々と共有し、新たな扉を開いてみませんか?
前にもお話しした通り、電子書籍を出版する際には、「タイトルの選定」や「表紙の作成」、「読者との関係構築」など、さまざまなステップがありますが、ぜひ一歩ずつ進んでいってください。
成功を収めるためには、情熱と努力が必要ですが、その先には素晴らしい経験と成果が待っています。
あなたも電子書籍の著者として、新たな冒険をスタートしましょう!
応援しています!
では、またお会いしましょう。
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