画像生成AIを使って、塗り絵の書籍を作って販売する『副業』があります。
塗り絵市場は、「子供向け」だけでなく「大人向け」も人気であることはご存知でしたか?
そこで『塗り絵』を制作して kindle で出版する「副業」で稼ごうかと思っている人のために【表紙の作成手順】をステップバイステップで解説します。
『塗り絵』の市場規模
塗り絵の市場規模について、調査してみました。
出版物における塗り絵の市場規模
2005 年末から「大人向けの塗り絵」が活況となり、出版物だけでなく文具にも影響が及んでいます。
例えば「大人の塗り絵」シリーズ(河出書房新社)は 150 万部を突破し、クレヨンや色鉛筆などの塗り絵道具も販売されています。
また、書籍や雑誌で大人の塗り絵市場に関する記述が見られます。
塗り絵アプリの市場規模
コロナ禍によって、塗り絵アプリの世界市場規模は 2022 年に百万米ドルと予測され、2029 年まで年間平均成長率(CARG)で成長し、百万米ドルの市場規模になると予測されています。
塗り絵アプリは現在も大人向けに人気であり、個人用や商用の用途で広く利用されています。
特定の塗り絵本の成功事例
「大人の塗り絵シリーズ」(河出書房新社)は 2005 年以降の累計で 600 万部を突破し、世界 50 カ国で出版された累計では 1,350 万部を超えています。
これらの情報から、塗り絵は大人にも人気であり、出版物やアプリの市場で成長していることがわかります。
そこで、画像AIを使って『塗り絵』を作成して、kindle 出版することで収入を得られると考えられます。
電子書籍ではなく「ペーパーバック出版」に必要な『表紙』の作成方法について、以下で詳しく手順を解説します。
ペーパーバック出版の表紙作成手順
ペーパーバック版の表紙は、ページ数によってサイズが変わります。
以下の手順で進めれば、初めての人でも完璧に表紙を作成できるように、ステップバイステップで解説していきます。
✅KDP(kindle direct publishing)ヘルプセンターにアクセス
✅Canva で表紙作成
✅追記
✅ダウンロード
KDP ヘルプセンターにアクセス
KDP ヘルプセンター ➡
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help?ref_=kdp_kdp_BS_D_TN_help
【手順1】「ペーパーバックのフォーマット」をクリックする。
【手順2】「表紙作成ツール」をクリックする。
【手順3】「ペーパーバックの表紙の作成」をクリックする。
【手順4】「表紙計算ツールとテンプレート生成ツール」
をクリックする。
【手順5】本の情報の入力
・綴じのタイプ:ペーパーバック
・本文タイプ:プレミアムカラー
・用紙タイプ:用紙(白)
・ページめくりの方向:左から右
・測定単位:インチ
・本文の判型:8.268 × 11.689 インチ
・ページ数:70
これは、私が作成した時の参考例です。
自分の作成したものに数値を入れ替えて入力してください。
入力後「サイズの計算」をクリックする。
【手順6】「テンプレートをダウンロード」をクリックする。
【手順7】表示された全体の寸法をメモしておきます。
Canva で表紙作成
【手順1】Canva にアクセスする。
Canva ➡ https://www.canva.com/
【手順2】「カスタムサイズ」をクリックする。
【手順3】前にメモした値を入力して
「新しいデザインを作成」をクリックする。
【手順4】「アップロード」➡「ファイルをアップロード」
をクリックする。
【手順5】表紙作成のテンプレートをアップロードします。
テキストや画像が、このピンク色で表示された部分からはみ出してしまうと、表紙をkindle に登録する際にエラーになります。
テキストや画像を挿入する範囲を明確にしておくことが、スムーズに表紙作成を進めるためのポイントです。
【手順6】「設定」➡「定規とガイドを表示」をクリックする。
【手順7】左部または上部のスケールから左クリックしたまま移動すると、
ガイドラインを引くことができます。
ピンク色の部分のよりも内側にガイドラインを引いておきます。
【手順8】全てにガイドラインを引き終わったら、
「表紙のテンプレート」を選択して削除します。
追記
私が作成した表紙です。
本誌の中が白黒なので、表紙は色を付けて作成しました。
黒色の背景は、基本図形の四角を選択して配置(レイヤー➡最背面)しています。
表表紙には「タイトル」と「サブタイトル」を入れました。
また、裏表紙には Canva で使用できる定型フォントを入れました。
ここで一つ注意しておきたいことは、テンプレートにあったバーコードが挿入される部分(黄色の表示部分)には、テキストや画像を挿入しないことです。
ダウンロード
【手順1】「共有」➡「ダウンロード」をクリックする。
【手順2】「PDF(印刷)」を選択して、
「ダウンロード」をクリックする。
さいごに
これまで考えもしなかった『塗り絵市場』に参入しようと思ったのは、子供から大人まで世界中で人気がある趣味・工芸のカテゴリーだからです。
私自身、塗り絵に興味があるわけではなかったので、この需要には盲点を突かれました。
子供の頃から『塗り絵』に興味を持たせることは、手先の器用さや絵心を育てる意味でも教育していく分野なのです。
また、老化防止策としてもかなり有効なのではないでしょうか。
ぜひ、あなたも挑戦して『塗り絵』を出版してみてください。
では、またお会いしましょう。
👆 👆 👆 👆 クリックして応援してもらえたら頑張れます!