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【SEO検定4級】合格するための勉強法①「Webと検索エンジンの仕組み」

【SEO検定4級】合格するための勉強法①「Webと検索エンジンの仕組み」

SEO検定4級の合格、心から応援しています!

 「Webと検索エンジンの仕組み」は、あらゆるSEO施策の土台となる非常に重要な単元です。ここをしっかり理解しておくと、今後の学習がぐっと楽になりますよ。

 それでは、SEO検定4級合格に向けて「Webと検索エンジンの仕組み」で覚えるべき項目を、ポイントを絞って詳しく解説していきます。

Webと検索エンジンの仕組みで覚えるべき3つのステップ

 検索エンジンがWebサイトの情報をユーザーに届けるまでには、大きく分けて3つのステップがあります。

まずはこの3つの言葉と役割をセットで覚えましょう! これが最重要項目です。

 

  1. クロール (Crawl):Webページの情報を発見・収集する
  2. インデックス (Index):収集した情報を整理・登録する
  3. ランキング (Ranking):登録した情報に順位をつける

 

これを図書館に例えると分かりやすいです。

  1. クロール:世界中の図書館から本を集めてくる司書ロボットの仕事
  2. インデックス:集めてきた本を「料理」「歴史」などのジャンルに分け、内容を整理して本棚に並べる作業
  3. ランキング:利用者が「美味しいカレーの作り方」を探しに来たときに、最も役立ちそうな本を本棚から選んでおすすめする作業

 

 それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

ステップ1:クロール (Crawl)

一言でいうと?

 検索エンジンのロボット(クローラー)が、世界中のWebサイトを巡回して、新しいページや更新されたページを見つけ出すことです。

詳しい解説

 Googleなどの検索エンジンは、「クローラー」や「ボット」、「スパイダー」と呼ばれるプログラムを使い、インターネット上を常に巡回しています。

 クローラーは、Webページにあるリンクをたどって次から次へと移動します。

あなたのサイトにたどり着いたクローラーは、ページの内容や、そこから張られている別のページへのリンクを読み取ります。

そして、そのリンク先のページへも巡回しに行くのです。

 この繰り返しで、クローラーはWeb上に存在する膨大なページの情報を収集していきます。

SEO検定で覚えるべきポイント

✅クローラー(ボット、スパイダー):

   Webページを巡回し、情報を収集するプログラムのこと。

 クローラーはリンクをたどってページを発見する。

そのため、サイト内のページ同士を適切にリンクで繋ぐこと(内部リンク)は、クローラーにサイト全体を巡回してもらうために重要。

✅robots.txt(ロボッツ・テキスト):

   サイト運営者が「このページはクロールしないでください」とクローラーに指示

   を出すためのファイル。

 

ステップ2:インデックス (Index)

一言でいうと?

 クローラーが収集したWebページの情報を、検索エンジンの巨大なデータベースに登録することです。

詳しい解説

 クローラーが集めてきただけでは、まだ検索結果には表示されません。

収集したページが「どんな内容なのか」「どんなキーワードと関連があるのか」を検索エンジンが理解し、整理してデータベースに保管する作業が必要です。

 これがインデックスです。

 このとき、ページに含まれるテキスト、画像、動画などのコンテンツが解析され、検索キーワードと結びつけられる形で登録されます。

インデックスされて、初めて検索結果に表示される候補になります。

SEO検定で覚えるべきポイント

✅インデックス(登録):

   Webページが検索エンジンのデータベースに保管されること。

 インデックスされていなければ、絶対に検索結果には表示されない。

✅noindex(ノーインデックス)タグ:

   サイト運営者が「このページはインデックスしないでください」と検索エンジン

   に指示するためのHTMLタグ。

 内容の薄いページや、会員限定ページなどに使います。

✅自分のサイトがインデックスされているか確認する方法:

   Googleの検索窓で『site:(あなたのサイトのURL)』 と入力して検索する。

 

ステップ3:ランキング (Ranking)

一言でいうと?

 ユーザーが検索したキーワードに対して、インデックスされた情報の中から、最も適切で役立つと判断したWebページを「順位付け」して表示することです。

詳しい解説

 ユーザーが「新宿 ランチ おすすめ」と検索したとします。

すると検索エンジンは、インデックスされている膨大なページの中から、このキーワードに最も関連性が高く、ユーザーにとって有益だと判断したページを瞬時に選び出し、1位、2位、3位…と順番に並べて表示します。

 この順位付けの基準となるのが「検索アルゴリズム」です。

Googleのアルゴリズムは、200以上もの項目を評価していると言われています。

SEO検定で覚えるべきポイント

✅検索アルゴリズム:

   検索順位を決めるための計算式・ルールのこと。

 内容は常に更新(アップデート)されている。

✅ランキングを決める主な評価要素(例):

  • キーワードとの関連性:検索された言葉がページ内に含まれているか。
  • コンテンツの質:情報が網羅的で、専門性・信頼性が高いか。
  • 被リンク:他のサイトからどれだけ質の高いリンクを貼られているか。
          (人気投票のようなもの)
  • ユーザビリティ:サイトが使いやすいか。(表示速度、スマホ対応など)

 SEOとは、このアルゴリズムに高く評価されるようにサイトを改善していく活動のこと。

 

【補足】前提知識:Webサイトが表示される仕組み

 検索エンジンの仕組みを理解するために、そもそもWebサイトがどうやって私たちのブラウザに表示されるのかも知っておくと役立ちます。

 

ユーザーがブラウザにURLを入力してからページが表示されるまでの流れ

  1. ブラウザ:「https://www.example.com のページが見たい」とリクエスト。
  2. DNSサーバー:www.example.com という住所(ドメイン)が、インターネット上のどこにあるか(IPアドレス)を調べる。
  3. Webサーバー:DNSサーバーから指定されたIPアドレスの場所にあるコンピュータ。サイトのデータ(HTMLファイルなど)が保管されている。
  4. ブラウザ:Webサーバーから受け取った「HTMLファイル」などのデータを解釈して、人間が読める形のWebページとして画面に表示する。

 

ポイント

 検索エンジンのクローラーも、この仕組みを使ってWebページの情報(特に「HTML」)を読み取っています。

HTMLが正しく書かれていることは、SEOの基本中の基本です。

 

まとめ

  本記事では、以下の3つのステップを学びました。

  1. クロール:クローラーがリンクをたどってWebページを発見する。
  2. インデックス:発見したページの内容を解析してデータベースに登録する。
  3. ランキング:検索キーワードに対し、登録されたページをアルゴリズムで順位付けする。

 この一連の流れを理解することで、「なぜ内部リンクが重要なの?」「なぜ質の高いコンテンツが必要なの?」といった、今後のSEO施策の「なぜ?」がクリアになります。

 

 まずはこの3つのキーワードと、それぞれの役割をしっかり覚えてください。

これができれば、SEO検定4級のこの分野はばっちりです!

学習、頑張ってください!応援しています。

 

www.newinfo.press

 

 引き続き『Googleの特徴』について、勉強していきましょう!

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