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【M-1グランプリ2024】史上初の連覇『令和ロマン』の漫才はココが違う!独自の世界観はアニメの影響から!?

 2024年の「M-1グランプリ」で、令和ロマンが史上初の快挙となる連覇を達成しました!彼らの漫才は「知的で新しい」と大きな話題を呼んでいます。

 今回の記事では、令和ロマンの漫才スタイルを他の歴代優勝者と比較しながら、その独自性と魅力を徹底的に分析していきます。

令和ロマンの漫才スタイルの特徴

知識とカルチャーを活かした独自の世界観

 令和ロマンの漫才は、アニメや歴史、時事ネタなど、幅広い知識とカルチャーを巧みに織り交ぜた独特の世界観が特徴です。例えば、2024年の決勝で披露したネタでは、歴史上の人物が現代にタイムスリップするという設定を用い、観客を引き込むストーリー性を持たせました。

 このような「知的でありながら笑いに昇華する」スタイルは、若者世代を中心に支持を集めています。他の優勝者が日常のあるあるネタやシンプルな掛け合いを得意とする中、令和ロマンは「知識を笑いに変える」点で異彩を放っています。

 

スタイルの多様性

 令和ロマンは、しゃべくり漫才と漫才コントの両方を使い分ける柔軟性を持っています。2024年のM-1では、1本目にしゃべくり漫才、2本目に漫才コントを披露し、異なるスタイルでも高い完成度を見せました。

 この多様性は、他の歴代優勝者と比較しても際立っています。例えば、ミルクボーイ(2019年)は「型にはまったしゃべくり漫才」、マヂカルラブリー(2020年)は「動きの多い漫才コント」が特徴でしたが、令和ロマンはその両方を高いレベルで融合させています。状況に応じてスタイルを変化させられる柔軟性こそ、彼らの強みと言えるでしょう。

 

高比良くるまと松井ケムリの絶妙な掛け合い

 令和ロマンのボケ担当・高比良くるまの柔軟な発想と、ツッコミ担当・松井ケムリの的確なフォローが、彼らの漫才を支えています。特に松井のツッコミは、観客が「次に何が来るのか」を期待させるテンポの良さがあり、審査員からも高く評価されました。

 また、2人のキャラクター性も重要です。個性がぶつかり合いながらも、絶妙なバランスで成り立っているのが彼らの漫才なのです。高比良の「知的でありながら少し抜けたボケ」と、松井の「冷静で鋭いツッコミ」のコントラストが、観客に強い印象を与えています。

 

他の歴代優勝者との比較

 令和ロマンの漫才スタイルを、過去のM-1王者と比較してみましょう。

 

コンビ名        スタイルの特徴       令和ロマンとの違い
ミルクボーイ 型にはまったしゃべくり漫才。
日常の「あるある」をテーマにしたシンプルな構成。
令和ロマンは「あるある」ではなく、ストーリー性や知識を活かしたネタが中心
マヂカルラブリー 動きの多い漫才コント。
ボケの身体的表現が特徴的。
令和ロマンは動きよりも言葉や設定で笑いを取るスタイル
漫才コントでも知的要素を重視
錦鯉 シンプルで分かりやすいボケとツッコミ。
年齢を活かした親しみやすさが特徴。
令和ロマンは若者向けのカルチャーや知識を活かし、より現代的なテーマを扱う
サンドウィッチマン 正統派漫才とコント漫才の融合。
日常の中に非日常を持ち込むスタイル。
サンドウィッチマンが「日常の延長」を描くのに対し、令和ロマンは「非日常」をテーマにしたネタが多い

 

令和ロマンのスタイルが評価された理由

新しい笑いの形

 知識やカルチャーを活かしたネタは、これまでのM-1優勝者にはなかった新しいアプローチであり、審査員や観客に「斬新さ」を感じさせました。

完成度の高さ

 しゃべくり漫才と漫才コントの両方を高いレベルで披露し、どちらのスタイルでも観客を笑わせる技術を持っている点が評価されました。

時代性とのマッチ

 若者世代が共感しやすいテーマやカルチャーを取り入れたことで、幅広い層から支持を得ました。

 

令和ロマンのネタに影響を与えたアニメ

 令和ロマンのネタに影響を与えたアニメとして、特に注目されるのは『アイシールド21』や『ONE PIECE』などの作品です。ボケ担当の高比良くるまは、これらのアニメや漫画から大きな影響を受けており、それが彼らの漫才スタイルやネタ作りに反映されています。

『アイシールド21』の影響

 高比良くるまは、『アイシールド21』を「自分の全てを作った」と公言するほどのファンであり、この作品が彼の人生や芸風に大きな影響を与えています。特に、登場人物であるヒル魔の「分析力」や「戦略的思考」に感銘を受けたと語っており、これが彼の漫才作りにも活かされています。

 実際、令和ロマンのネタは緻密な構成や計算された展開が特徴であり、ヒル魔のような「戦略的な視点」が随所に感じられます。

 また、ヒル魔のキャラクター性に憧れた高比良は、子供時代に「脅迫手帳」を真似て作るなど、作品への深い愛着を示していました。このようなエピソードからも、『アイシールド21』が彼の創作の原点であることが伺えます。

 

『ONE PIECE』の影響

 『ONE PIECE』も令和ロマンのネタに大きな影響を与えています。高比良は『ONE PIECE』のキャラクターやストーリーを題材にしたネタを披露することがあり、例えば「二次会に行かないウソップ」や「電話でバイトを辞めるサンジ」といったユーモラスな設定を用いて観客を笑わせています。

 さらに、彼の『ONE PIECE』愛は非常に深く、YouTubeで考察動画を投稿するほどです。このような作品への洞察力や情熱が、彼らの漫才における「知識とカルチャーを融合させた独自の世界観」を生み出しているといえます。

その他のアニメや漫画の影響

 高比良は『テニスの王子様』やその他のジャンプ作品にも強い影響を受けています。彼は相方の松井ケムリと「テニプリクイズ」を行うなど、作品への深い理解と愛情を示しており、これらの要素がネタ作りのエッセンスとして活かされています。

 

まとめ

 令和ロマンの漫才スタイルは、伝統的な漫才の枠を超えた「現代的で知的な笑い」を提供する点で、他の歴代優勝者と一線を画しています。彼らの成功は、漫才の新しい可能性を示すと同時に、次世代の芸人たちにとっても大きな刺激となるでしょう。

 令和ロマンのネタには、『アイシールド21』や『ONE PIECE』といったアニメや漫画からの影響が色濃く反映されています。これらの作品から得た「戦略的思考」や「キャラクター性の活用」が、彼らの漫才における独自性や深みを生み出しているのです。特に、観客の文化的リテラシーに訴えかけるようなネタ作りは、これらの作品への愛情と洞察力があってこそ実現しているといえるでしょう。

 今後の活躍から目が離せません!

 

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