さて、初心者ブロガーさんは様々な「知識」を情報収集で習得しようと頑張っていることでしょう。
しかし先に言っておきます!
『実践』しなければ身に付きません。
ということで、最も重要な『キーワード選定』を具体的に手順を解説していきます。
『キーワードの選定』をしっかりと実践出来たら、検索順位を大幅に上げることができます。
そうすることで、狙ったターゲットのアクセスを集め、更には成果報酬に繋がる可能性があります。
では、実際に作業として進めるための手順を5STEPで解説していきます。
STEP1:軸キーワードを決める
まずは、あなたのサイトの軸となるキーワードを決めましょう。
「軸キーワード」は、あなたのサイトにとって重要かつ関連性が最も高いキーワードです。
アフィリエイトする商品やサービスによっては自ずと決まる場合もあります。
注意したいことは、あまりにもニッチ過ぎるワードや、いくつものワードを組み合わせて構成してしまうと、ユーザーのニーズを網羅できなくなってしまいます。
まずは、「検索ボリューム」が大きく、「シンプルな単語」を軸キーワードにすることを推奨します。
STEP2:軸キーワードを膨らませる
軸キーワードが決まったら、そのキーワードを起点として他のキーワードを膨らませていきます。
ここでは、思いつくまま抽出してください。
とにかく「質より量」を意識して、様々な角度から洗い出しましょう。
ちょっと良く分からないって人は、下記の情報を収集してみましょう。
サジェストキーワード
サジェストキーワードとは、Google の検索窓にキーワードを入力した際に表示される「候補キーワード」のことです。
これは過去の検索データから、アルゴリズムが自動で抽出してくれるものです。
人気の高いキーワードが表示されやすくなっているので、とても参考になります。
さらに【軸キーワード 〇〇】と組み合わせて検索窓に入力すれば、別のサジェストキーワードを取得できます。
関連キーワード
関連キーワードは、Google のキーワードプランナーや Yahoo!アドバイスツールなどのツールを使うと便利です。
ツールを活用する利点は、様々なデータを調査できることです。
つまり、キーワードの検索ボリュームやデバイス別の検索割合なども調べることができます。
サイトの流入キーワード
流入キーワードとは、自然検索でユーザーがサイトに流入する時、実際に検索されているキーワードのことです。
実際に検索されているキーワードなので、検索ユーザーのリアルなニーズを発見できたりします。
流入キーワードの抽出は、Google Search Console でできます。
季節やイベントなどのトレンドを考慮し、過去数か月分の参考にしてみましょう。
口コミやSNSの発言
口コミやSNSの発言からは、様々なニーズだけでなく、商品やサービスについての発言なんかも発見できます。
商品やサービスに関連するキーワードで検索してみると、リアルな悩みや良かったとか悪かったとかのレビューを見ることができます。
また、Yahoo!知恵袋などからも、思いもかけないニーズを見出せる可能性があります。
STEP3:キーワードまとめと対応するニーズの検討
前のステップでキーワードを膨らませたら、ニーズの特徴や悩みなどの属性ごとにまとめていきます。
ニーズの違いによって、ターゲットも異なってきます。
例えば、
- 商品名
- 値段
- 機能
- 口コミ・比較
- 悩み
まとめられたら、今回作成するサイトで打ち出すニーズの検討をしましょう。
この時、「そのニーズは成果に繋がりそうか?」ということが大事です。
成果に繋がるかどうかは、「想起度」と「行動意欲」の高さで判断していきましょう。
想起度
想起度とは、ユーザーが商品やサービスをどの程度思い浮かべているかという指標です。
例えば、
商品名やサービス名、メーカー名を具体的に検索しているユーザーは、既に何かしらの手段で知っている可能性があるので、その商品を求めて検索していると考えられます。
なので、行動意欲が高い層だと言えます。
一方「〇〇とは」や「家」、「車」などのジャンルで検索しているユーザーは、商品やサービスを知らないと思われるので想起度は低いです。
なので、すぐに成果に繋がるとは考えられません。
行動意欲
行動意欲とは、サイト上でユーザーに求める行動(コンバージョン)に対するユーザーの意欲のことです。
例えば、
「価格」や「評判」について検索しているユーザーは、購入に対する意欲が高いと言えます。
しかし「修理」や「使い方」について検索しているユーザーは、既に商品が手元にあると想像できますので、購入に対する意欲は高くありません。
これらの「想起度」と「行動意欲」からキーワードを決めることが、成果に大きく影響します。
「アクセスは集まるけど、成果が出ない・・・」
と困っている人は、再度選定したキーワードが成果に繋がりそうかどうかという点を、確認してみましょう。
STEP4:検索ボリューム・競合サイトをチェック
選定するキーワードがある程度絞れたら、そのキーワードの検索ボリュームを確認します。
検索ボリュームを調査する場合、Google のキーワードプランナーなどのツールを活用しましょう。
検索ボリュームの多い「ビックキーワード」を選ぶ場合、そこには多くの競合ライバルがいることを忘れてはいけません。
一方、検索ボリュームが少ないと大きな成果は期待できません。
なので、各キーワード毎の特徴を押さえ、自分のサイトが上位表示を目指せるのはどのキーワードなのかを検討する必要があります。
検索順位を上げるには、自分のサイトが他のサイトと比較し、優れているという評価が必要です。
そのためにも、競合サイトの調査が不可欠なのです。
先ずは、選定しようとしているキーワードで実際に検索してみましょう。
検索結果としてそこに表示されたサイトが「競合サイト」です。
それらの競合サイトを閲覧して、狙っているニーズやポイントがあれば、自分のサイトにも組み込んでいきましょう。
その他に、強みや弱みも調査すれば、競合サイトでは触れていない部分の強みを打ち出すことができれば、差別化のポイントになります。
また、競合サイトがそれほどSEO対策に力を入れていなければ、自分のサイトが上位表示させられる可能性が高くなります。
逆に、競合サイトがSEO対策に注力していたら、こちらもそれだけSEOに注力しなければ、上位表示は難しくなります。
競合サイトの構造や規模なども併せて調査して、戦略を練ることが必要です。
STEP5:SEOで対策するキーワードを決定
ここまでの手順を踏んだら、実際に作成するサイトの「キーワード」を決定します。
決定の際は、既存のページとの関連性や今後の拡張性も含めて決定した方が望ましいです。
また、キーワード選定は一回では不十分です。
選定したキーワードが、
- ユーザーのニーズと一致しているか?
- 狙ったユーザーに届いているか?
ということを、定期的にチェックしていかなければなりません。
そして、検索順位や成果を見ながら、自分のサイトをブラッシュアップしていくことが理想です。
さいごに
本来『キーワード選定』には多くの時間と労力が必要です。
ただ、頭で考えているならば「実践」をしていく中で、改善・修正を繰り返していきましょう。
根気のいる作業ですが、それだけ成果を左右する重要なことなので、しっかりと進めていってください。
さいごになりましたが・・・、
数あるツールの中から、『キーワード選定』を効率的に行える無料ツールをいくつか紹介しておきます。
軸キーワードを選定するツール
サジェスト(関連)キーワードを取得するツール
検索ボリュームを調べるツール
競合サイトを調査するツール
もし、ブログ活動に意欲的であり、もっと具体的な内容を勉強したい!という人は、下記の本を参考にしてください。(私も普段から参考にしているものです)
▼売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方/竹内 謙礼
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▼「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本/中山 マコト
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▼「バカ売れ」タイトルが面白いほど書ける本/中山 マコト
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